2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

続ナンキン

気になっていた 南京での日本漫画展示の話 何の報道もなくて 実情が知りたかった やっとのことで 知り得た。 その後の報道こそが 重要だと 話を聞いて思う 新聞記事の 向こう側に 思いと、身を馳せる。 南京の話は 今の日本の (もしかしたら世界の) あらゆ…

不思議

世の中には たくさんの 不思議がある 自然現象の不思議は さることながら 人間の考えること 思うことは 行うことは とっても 不思議なこと おかしなこと おかしいんじゃない って声をもっと あげてもいい気がする 良いおかしいも 悪いおかしいも よくわから…

なんだか カラッポに なってしまった とても 空虚でな〜んにも なくなった そんな気がする 身体に力が 入らず 穴の空いた 脳ミソに スースーと 風が通り抜ける 何してたのかなって 悲しくも 悔しくも 怒りも ただ 何もない 20キロ太ったはずの 身体なのに 何…

会話

「これなに?」 「乗らないよ」「これなに?」 「乗らないよ」「これなに?」 「乗らないよ」3歳くらいの子と そのお父さんの会話 これが5回程 繰り返された とても、とても 不思議な会話 質問と答えにならない 子どもはスーパーの カートのことを 質問して…

20年後に

3歳の、あの悠仁さん 動物園に行かれたそう モルモットに触れながら 「どうやって持ちますか」と。 はきはきと 担当の動物園職員に 質問したそう。 報道陣にも動物を抱いて 「こんにちは」と あいさつされたそう。 そういえば、 3歳だった、あの愛子さんは …

つながる

つながるときが ある 頭の思考が ピピピッ 点が線に 腺が個体に 運命もそんな感じがする ただ そんなとき びっくり 腰を抜かして ついつい 及び腰に。 こうなると せっかくの キラキラ星は 姿を消してしまう 一瞬のうちで 最近がそうかも ここで オロロと 後…

ピンピン、ペシペシ

幼いころ よく母に怒られた 容赦なく ピンピン ペシペシ やられた その度に 顔がパンパンに なるくらい 大泣きする。 怒られないように 怒られないように 取り繕うことを 覚える 勉強が楽しい 勉強は面白い 勉強が好き 勉強が嫌い なんてことは まったく 考…

キャリア教育

ある新聞。 大人同士の 集まりで いろいろ 語り合う場が 増えているということが 掲載されていた なんていう 名前か忘れたけれど 何を話し合うのか 興味を持って 読み進める 「働くとはどういうことか」 を話し合ったそう 働くことが どういうことかも 考え…

ただ

ただ 憎まずに 恨まずに 妬まずに 生きる ただ 快く 気持ちよく 心豊かに 穏やかに 生きる こんな世で あればと 深く 深く 願う

母父子

小学1年生のとき 将来の自分について 作文を書かされた よく分からず 誰かのを真似た 結婚して お父さんがいて お母さんがいて 子どもがいて 遊園地に行ったとさ。 とてもじゃないけど こんなこと 書きたくなかった と、思う 今読み返しても 笑ってしまう 鉛…

ナンキン

南京が 気になっている それまでは 触れては いけないもの デキゴトの ように思ってた 今年。 南京大虐殺記念館で 日本の漫画家が 終戦前後の体験を 描いた漫画を展示 そんな記事を見た ただその後の 情報を 新聞では 見ていない どんな反響が あったのか 中…

お歳

人のインタビュー記事 必ず見るのが 生まれた年 これが止められなくて 止められなくて 困っていた なんたって 人の歳ばかり 気になるのかって どうも 人と比べてしまう 私より若いのに 私と同い年なのに 私より5歳違うぞ バカみたい なのは 十分承知。 けど…

[自分]44442号

4がヨッツ 並んだ そのケツに 2がヒトツ 44442号の新聞を見て ユックリ 数える いち にー さん しー あらっ ヨッツも 4が並んで 最後に 2だってさ ふ〜ん ふ〜ん 幸せのシか 死のシか なんだって こうなるんだろか 笑っちゃう ウッシシ

無印良品 中学時代から 皆持っていた ノート シャーペン モノサシ 何から 何までの 友人もいた なんか オシャレで なんか かっこよくて なんか 使いやすそうで なんか アレンジできそうで 良い。 ものの 自分には しっくり こなかった ズット ズット 思って…

やどかりさん

ポチッと 電気を 消して パチッと ちいさな ランプを つけて。 そんな 小部屋で たっぷりの 本を持ち込んで 読みふけりたい できれば 3か月ほど 無理なら 1か月ほど ヒョコッと いや ドンッと おしりを 出して 看板を つら下げておく [いません] って。

いつも

朝が来て 昼が来て 夜がやってくる 朝が来て 昼が来て 夜がやってくる 何度も 何度も 繰り返す この出来事 その中で どのような物語を 織り成すのか 知ってはいる そこに 何百色の 色を使って いくつもの いくつもの 美しく とてつもない 物語を 描けること…

さよなら

知人がいった。 がんで死ねるのは いいことだ、と 幸せだと ひっくり 返りそうに。 そんなこと これっぽちも 思っていなかった 誰にでもやってくる 死 だれもが ポックリ スッキリ この世界と サヨナラできることを 望んでいるのかな そう思っていた 本音は…

健康

健康 不健康 ハイ おしまい。 …じゃなくて 不健康が良くないから 健康になろう そう思う。 なんだか ありきたり 不健康は 悪いから 健康になろう これもまた 同じか 不健康でも 健康にいよう こりゃいい。 病気を持っていても 元気でありたい そんな人は 大…

善悪

善悪二元論は よくない、とは いうものの どうしても これは悪で これは善でと 考えていた 密かに 私は 悪ではないと 一応は善い人間だと 頭の隅に置きつついた 最近はこう 善も悪もごっちゃまぜ はっきりとはしない 自分自身が 悪になりうる ならないなんて…

ビデオカメラ

はじめて ビデオカメラを 持ったとき 何も撮れなかった その理由は 「自分」がなかったから。 機械には説明書が ついている けれど、 「自分」の説明書は ついてなかった。 ビデオカメラを持っても どこに焦点をあて 何をどう撮りたいのか チンプンカンプン…

もしかして…

腰を90度に曲げて ヒョッコ ヒョッコ 歩く。 ご飯の時間 つかみにくそうに おかずとご飯を ユックリ ユックリ ひとりで 食べる。 薬の小さな袋や いらなくなった紙を 細かく 細かく チョッキン チョッキン 切ってはゴミ箱へ。 野球と相撲の時間は テレビの前…

運動会

一年に一度の 運動会。 本当は ワクワク ドキドキ キャッキャッ するはずなのに 憂鬱だった かけっこが 嫌だった わけではなく ただ 父親が やって 来るのが 憂鬱だった 一年に一度 やってくる彼に 兄はとても 喜んでいた 私は 話をしたことも 顔も声も見た…

おもちゃ

シルバニア・ファミリー というおもちゃのセット を持っていた 動物の小さな お人形 キッチン ベッドなど。 ある誕生日に また何か 一つ道具を 買ってくれると言われた 小学生のわたしは かかさず 「トイレ」と 答えた 誕生日、 大きな箱に 小さな かわいい …

やさしさ、なんて…

幼いころ 人の後ろに隠れて どうぞ、どうぞと 引っ込み思案の わたしに 母は言った 「やさしさなんて必要ない」と。 身体中の悲しみが 目から溢れ出た そうして いま思う 「強さが必要だと」 憎しみや 怒りの感情の すべてを覆う 「やさしさ」という 「強さ…