2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

クル クル クル 一つの 言葉が 包まれて、 赤く 熱く なっている。 進まねば 生きねば 働かねば 楽しまねば 笑わねば…。 〜ねばの 根をみると 赤い 熱い 一つの 袋が ついている。 名は 「不安」。 赤く 熱く なってても、 エイッ ヤッ!と 根こそぎ 掴んで …

イチカラ

塩ふり 炒めて 煮込んで 調理する。 味見しながら 整える 机に 並んだ 料理を 吟味する。 一から つくると わかる 全体像。 一から みると わかる その 本質。 一から 聴くと わかる その 空気。 慌てない 焦らない イチカラ はじめて みるか。

古い

どれも これもが 古くって、 どれも これもが 変わらない。 じっと カタチを 保つ固形ブツ。 今日も 忘れられるの 待っている。 ぐだらん 意味無き この世の 固形ブツ。 だが 待てよ、 ここに ちっこい 何かが こぼれ落ち いつか 大きく 変わるかも。 カワラ…

食った

食べ物 見つけに 店巡る。 出て、 入り。 出て、 入り。 出ては 入って 繰り返す。 眺めて 立ち去り 手にして 手放し 繰り返す。 嗚呼、 今日も ダメ。 食った 食った 食ったのは、 なんにも なんない 時間だけ。

コントラスト

白と黒との 背景に 突如現れる 冴えた 色。 あの色は、 人の色 行いの色 道という道を 踏みしめる色 飛び散る色は 眩しくて 煮え立つ色は 美しく、 離れられず 凝視する。 重い。 どす黒い。 揺れない炎に 立ち止まる。 美しすぎて 振り返る。 あなたが 放つ…

見えなくて

それは 雲で それは モヤで それは 見えなくて それは 掴めなくて それは 不確かで それは 形もなくて どこに どう あるのか 分からない。 ただ いっぱいの 不安より いっぱいの 恐れより 進む足が それ とび越え 歩き だす。

歌もらう

歌をもらう。 「ほら、 あなたにとって 大事な人ほど すぐそばにいる♪」 コレは… 眉間に皺よせ 考える。 コレは… 2日間 考えて 眉間の皺に 水が流れる。 コレは… そう もう一度 よくよく 聴いてみる。 「響け〜 コイの歌♪」 コレは… そう きっと 私の歌みた…

はなす

はなした はなしを 掴みとる。 はなした はなしは 重くって 掴んだ わたしは おっとっと。 それでも ギュッと 踏ん張って はなした はなしを 掴みとる。 ここで 全てを はなせるように。 はなした はなしを すくいとる。

無声

ことばの 角に 記憶の 断片に ふと 目に付く その カケラに 手 ひとつに 身 ひとつに からだの アチコチに 見えては 隠れる その姿。 痛いっ そのたびに 悲鳴を あげる。 無声の 叫び。 こころが 焦げ付くほどに 泣いている。 無声の 泣き言。 いつ くるか……

開閉

からだの あちら こちらが シンシン 痛む。 細胞の 一つ ひとつが シンシン 痛む。 こころの 蓋を 閉じることは 私の 蓋を 閉じること。 こころが どこにあるのか 忘れてた。 こころに 蓋して 思い出す。 見えず 聞こえず 感じれず。 さてはて どちらの 道を…

一枚

一針 一針 縫い込む 想い。 あの 過去へ。 この 現在へ。 その 未来へ。 キラキラ 光る その一枚。 想いよ 届け。 願いよ 叶え。 祈りよ 響け。 幸多きことを。

閉店

蓋することにした。 おっかない こころの底を 掘り続けるには 気力も 体力も なさ過ぎるから。 底なし沼に ハマルより こころに 蓋して 空をみる。 前をみる。 進むそこに 何をみる。

御み送り

最後に 残される者が ないように 最後に ひとり さびしく 飛び込む者が ないように 一番 最後は わたしの席よ。 急がなくて イイ 慌てなくて イイ 元気でね。 いつもと 同じ顔して いってらっしゃい。 どうか お元気で。

染み入る

染みこむ とけこむ ジンワリ ジワジワ。 もらった ことばに 名が欲しく、 夢も見れずに コロ コロ コロッと ことばで 遊ぶ。 そのうち 静かな 朝が やってきて こころに ひとつの ことばが 現れた。 ことばが 溶け出す バターのように 胸の中に 染み込んだ。…

すべて

すべてを 取り込みたい すべてを 取り出したい ゼロが イチかの デジタル思考が 続く。 突っ込んで 垂流し。 なんとも エコじゃない。 キレイじゃない。 だけど、 やってることは いち、にー、さん れいてん、いち れいてん、にー れいてん、れい… アナログ …

どうにかしたい、と 抗う 自分の身体を ニクニクしく 思う。 毒を 出そうと 悪い ヤツラを 出そうと 抗う 自分の身体に ため息つくの。 どうしてよ、と 布団をかぶった ゴロリンしてる こころが 片目をあける。 ただ… 諦めてるのは こころ。 どこかの 誰かじ…

あし

こころを 支える あしが 使えずに、 ヘコタレ ウナダレ 嘆いて。 からだを 支える あしは 動くのに…。 いつに なったら どうして やったら こころの あしは 動くのか。 車椅子 松葉杖 投薬…か。 唸る こころのあしで 歩みたい。

改札機

こっちで ピッ あっちで ピッ そこらで 音する ピッ ピッ ピッ。 財布ごと 鞄ごと ICカードで スルッと 抜けられます。 ドンッ ゴソ ゴソ ゴソ。 ちょっと 違う 音がした。 手が探す いつもの 入り口 いつもの 切符 入れるトコ。 ない、 ない、 ない。 目が…

やさしさ

ザラつく やさしさ 慣れていて ほんとの やさしさ 忘れてた。 大きな 広い やさしさ いただくと、 隣の誰かに はい、 どうぞ。 こころに 灯る やさしい ひかり。 袋いっぱい 詰め込み、 空から ヒラリ ヒラ ヒラ 降らしてみたい。

ヒビ

メール見て、 ヒビの 入った 黄色い グラスが ことん、と 現れた。 頑丈そうな その グラス。 そのまま 使える、のか。 ヒビの 入った その グラス。 割れずに すんだ。 粉々に ならずに すんだ。 ただ 元には もどらない。 ただ それだけ。 ヒビの 入った …