待つ

ちょいと
手が
かゆい
カキカキ
ボタンを
押そう
ポチッ
こうやって
人は
思いをすぐに
行動に移す
(だいたいが)
「人は待てなくなった」
メディアの発達は
「待つことのできない人を
作り出した」
と思っていた、が
人はもともと
「待てない」のでは?
そう考えると
マクルーハン
言っていた
テクノやメディアは
身体の「拡張」だということが
なんとなくピンときた
パソコンのネットの動きに
待てないのは
そのためか
「パソコンはわたし」ではない
「わたし」にするには
もう少し時間が掛かるのかも
これを意識しないと
ネットのちょっとした
遅れに
イライラしてしまう
こんなことを
考える、と
スローやエコをよく耳にする
社会が気になる
「待つこと」は
もっといろいろな方向から
考えられる気がする
人はどういうときに
待つのか
どういうときに
待てないのか
あ〜
お腹が空いた
これは
待てない