空っぽ

調子にのって
身体の声に
耳を澄ませた
はいはい
こうしたいのね
じゃ
そうします
はいはい
次はこうね
はいそうします
言うことを
全部実効した
最後に向かった
行き先は
ジムのランニングマシン
いつの間にか
走っていた
何も考えられず
30分
無我夢中に
走っていた
身体はこう言ってたらしい
何も考えたくない
頭をカラッポにしたい
ただ
ただ
そのために
走りたいんだと