懐中電灯

おじいちゃんの最近のお供は懐中電灯。
昨夜、パーキンソン病の薬のせいか幻覚が見え始める
さてさて、長い木の棒と懐中電灯をもって幻覚退治
あっちをウロウロ、こっちをウロウロ
見ているこっちが目が回ってくる。
12時を過ぎても「さっこれからだ」
と寝る気配なし。
わたしも幻覚退治に加わろうとしたところ
ひっそりと「殺されるから、あっちいっとき」
追い返された。
おばあちゃんはアタフタ。
ただ今「そう」の母は大袋のチョコレートを片手にニコニコ。
まっ夜は長い。
夜中の2時、やっと疲れたのか服を着替え始めた。
数十分後にはクースカ。
本人が一番大変なのだろう。
薬を変えるのが一番なのか。
ただ焦らず、否定せず、落ち着かせられるように。
自分も落ち着ける環境作りが大切なのかも。
人が老いるとは
イロイロ考えさせてくれる
ありがとう